新しいのにレトロな喫茶サテラ
喫茶サテラは、渋谷区青山通りにあるレトロな雰囲気の喫茶店です。
もともとは昭和から続く老舗の純喫茶「青山茶館」が営業していましたが、休業が決まり、長い歴史を閉じることになりました。
この青山茶館の雰囲気をそのまま受け継ぎつつ現代風に改装し、2020年に新しくオープンしたのが「喫茶サテラ」なのです。
道路に面したお店ではなく、青山セブンハイツというビルの1階にひっそりとたたずむ隠れ家のようなお店です。
青山茶館のノスタルジックな雰囲気を生かした店内は、ゆったりとした時間が流れる、居心地のいい空間となっています。
新しいのに懐かしい、そんなレトロな純喫茶として話題を呼んでいます。
喫茶サテラのコンセプトは、自宅でも職場でもなく、学校でもない、そんなくつろげる第三の居場所を提供することです。
都会の雑踏の中で慌ただしく過ぎていく時間から少し距離をおいて、穏やかな空間でくつろいでほしいという願いから誕生しました。
純喫茶のこだわりが感じられるコーヒーは、厳選した豆を使ったスペシャリティコーヒーです。
国内では6~8割しか流通していない高品質の豆をていねいに焙煎した、特別なコーヒーが味わえます。
日替わりでコーヒー豆が変わる「Today’s Coffee」や、オーソドックスなブレンドコーヒーの「Hand Drip(Blend)」など、コーヒーメニューを中心に、さまざまなドリンクメニューが用意されています。
カフェラテや昔懐かしいクリームソーダ、紅茶も人気です。
また、「和の洋食」感が漂うスイーツやフードメニューも用意されてまいるのも、喫茶サテラに通う楽しみの一つとなっています。
喫茶サテラに出かけたら一度は食べたい!絶品プリン
プリン(Pudding)600円は、喫茶サテラで一番人気のあるメニューです。
大きな長方形の型を使って高温で焼き上げたプリンは、四角いシンプルな見た目をしています。
一見すると素朴なお菓子に見えますが、一口食べると他では味わえないリッチな口溶けが、身もだえするほどのおいしさです。
その秘密は、生地に練乳とクリームチーズが使われているから。
濃厚な味わいなのに上品な甘さと、そしてシルクのようななめらかな舌触りが絶品で、プリンを目当てに訪れるお客さんも多いのだそうです。
プレーンなPuddingのほかに、季節によってさまざまな種類のプリンも登場しますから、こちらもぜひお試しください。
「喫茶サテラ」の基本情報
住所は東京都渋谷区渋谷1-7-5にある、青山セブンハイツの1階です。
営業時間は月曜と水曜、金曜が午前11時から午後7時まで、火曜日のみ午前8時からのオープンとなります。